これまでNotionからWordに変換する試みを行ってきましたが,より簡単にVScodeからWord変換できることを知りました。
VScodeとは
VScodeとは,Microsoft社が開発する開発用エディタです。プログラムの結果を確認しながらコードを書くことができるため,プログラマーが使用するエディタというイメージを持っている方もいらっしゃるかと思います。
VScodeは様々な拡張機能が使えます。プログラマーに限らず,文章を書くすべての人にとっておすすめできるエディタだと思います。
私は,プログラムを書くことが少しある程度で,9割以上は通常の文章のみで仕事・趣味が完結します。
普通の人よりも少しだけ文書を作る機会が多いので,楽に素早く文章が書けないものか…と試行錯誤していました。そんなときに出会ったのが,VScodeです。これまでの試みは,こちらの記事をご覧ください。
Pandocとは
Pandocは,MarkdownやHTML,LaTeXなどを様々な形式(PDFやWordなど)に変換してくれる文書変換ツールです。先程の記事でも紹介していますが,Notionで書いた文章をMarkdown形式で出力し,PandocによってWordに変換するというまどろっこしい方法で文書作成をしていました。
graph LR Notion --> Markdown Markdown -->|pandoc| Word
Pandoc自体はとても便利ですが,Notionで書いたものを毎回Markdownにエクスポートするのが大変です。
VScodeとの出会い
毎回この方法で変換するのはひと手間かかり,文書作成のスピードも低下してしまうので,より良い方法を求めていました。
そこで出会ったのがこの本でした。
ノンプログラマーのためのVisual Studio Code 実践活用ガイド
VScodeの名前は以前から認識しており,PCにもインストールしていました。しかし,よくわからないボタンが多く,導入を放棄していました。
しばらく忘れかけていたのですが,偶然大阪の本屋さんでこの本を発見し,アイデアが湧き出てきました。
最初からMarkdownで文書作成をする方法は何度か考えていましたが,どうしてもNotionで文書管理したい気持ちが強く,これまで断念していました。でも,ここは思い切って方法を変えてみようと決意。VScodeを使うことにしました。
拡張機能 「vscode-pandoc」
VScodeにはたくさんの拡張機能があります。ユーザーの使用用途に合わせて拡張機能をインストールすることができ,高いカスタマイズ性を有しているのが特徴です。
先述したように,これまではNotionで文書を作成したあと,Markdownにエクスポートし,pandocでwordに変換していました。
そんな私にピッタリの拡張機能を見つけました。それが「vscode-pandoc」です。vscode-pandocは,VScodeを開いたままpandocを使用できる拡張機能です。
これまで,pandocを使用するときはコマンドシェルや自作したbatファイルから実行していました。vscode-pandocはその過程を不要にしてくれます。VScodeを開いた状態で,pandocを実行できるので変換がほぼ一瞬で終わります。しかも,変換が終了すると自動的にWordが起動し,変換後のファイルを確認できます。
VScodeからCtrl + K → Pを押すと,vscode-pandocのメニューが開きます。その中からdocx形式を指定するだけで,wordへの変換が終了します。オプションも設定しておけば,自作したcustom-reference.docxがテンプレートとして適用されるのでとても便利です。
graph LR VScode --> |vscode-pandoc| Word
ちなみに,作成した.mdファイル(Markdown)はNotionではなく,Obsidianで管理しようと思っています。Obsidianについては後日別の記事で紹介したいと思います。
ツールのアップデートは続けていきたい
一度特定のツールに依存してしまうと,それ以上より良いものを求める気持ちがなくなりがちです。しかし,ツールは日々アップデートを重ねています。ときには,サービスの終了や改悪など,状況の変化でツールが使えなくなってしまうこともあります。
そのときに,特定のツールに固執せず,新しいツールに乗り換えられるようにしておきたいです。その点で,Markdownは幅広いサービスに対応した形式であり,移行がしやすいというメリットがあります。
日々新しいやり方を試しながら,進化を続けていきたいです。

